【WCS2018】サイチェンパ feat. キッスビアル(PJCS2018インターネット予選レート1727・ライブ大会ベスト50)

 

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 USUMで大量に追加されたサイドチェンジャーを活かすパーティを考えた結果、圧倒的火力を誇るいかりのつぼワルビアルを使うことにしました。
 このパーティコンセプトを思い付いたことで初めて公式大会ルールをやるようになり、半年改良を続けてギリギリでオンライン予選を滑り込み、ライブ大会でも健闘することができました。
 キッスビアルの並びはもちろん、襷ゲンガーのサイドチェンジの奇襲性に依存した部分が大きく、全く同じ並びでWCSレートを50戦以上やっていたので不安はありましたが、最後まで使い続けて良かったです。

 インターネット大会 PJCS2018予選 57位(24-8)
 ライブ大会 PJCS2018 ベスト50(×○○××○○)

個別解説

  インターネット予選での選出率順です。

ワルビアル@いのちのたま

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努力値:A252 S252 D4

実数値:169-169-100-x-91-158(H個体値28~29)
特性:いかりのつぼ
技:まもる/じしん/つけあがる/ぶんまわす

HP:10n-1(いのちのたま反動ダメージ16)

 選出率100% 。
 つぼビアルパーティの方向性としては対トリパなど用の裏選出を用意したりするものも考えられますが、今回は裏選出なしでワルビアルで倒すことのみを考えました。なので、外れる可能性のあるいわなだれは採用せず、ぶんまわすを持たせてます。
 ぶんまわす、メチャクチャマイナーな技で、オンライン予選のランキングを見るに僕以外使ってる人いなかったんじゃないかと思われるんですけど、クレセリアをサイドチェンジに怯えることなく確実に倒せる威力はやみつきになります。

トゲキッス@ヒコウZ

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努力値:H244 B204 C4 D36 S20

実数値:191-51-141-141-154-103(A個体値4~5)
特性:きょううん
技:まもる/おいかぜ/マジカルシャイン/しんそく

攻撃:B100ワルビアルへのしんそくダメージ最低(急所時23~28)
物理耐久:A197メガメタグロスアイアンヘッド低乱数一(1/8)
特殊耐久:C161カプコケコのEF10まんボルト低乱数一(1/16)など

 選出率100%。
 オンライン予選ではHSベースのひかえめ個体を使っていたのですが、他の方の記事を見ておだやかHB個体に変更しました。ついでに性別も変わっているので、ライブ大会では♀でした。
 技については、このゆびとまれも強いのですが、ワルビアルが一番危険に晒されるのはトゲキッスしんそくを使うターンなので一番肝心なときに使えないんですよね。

ムシャーナ@オボンのみ

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努力値:H252 B60 D196

実数値:223-x-113-x-154-30(S個体値0~1)
特性:テレパシー
技:サイドチェンジ/てだすけ/さいみんじゅつ/トリックルーム

 選出率66%。
 テレパシーによりぶんなぐられないサイドチェンジャー。終盤、隣のワルビアルをおいかぜ切れから狙ってくる相手にトリックルームで切り返すのがとても強いです。
 序盤に相手のおいかぜ妨害に失敗してワルビアル出しても上を取れないのが確定しているときは、トゲキッスの隣に出してトゲキッスをサポートします。
 さいみんじゅつ当てまくってくれたのでとても偉かったです。

ゲンガー@きあいのタスキ

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努力値:S252 C60 H196

実数値:160-x-80-158-95-178
特性:のろわれボディ
技:サイドチェンジ/のろい/ちょうはつ/ヘドロばくだん

HP:2n(のろい二回で自主退場)
特攻:ヘドロばくだんでD150カプレヒレへの最大ダメージ128(最大HP171以上なら混乱実圏外)

 選出率63%。
 このパーティは相手のおいかぜとトリックルームのどちらにも弱いので、それらを妨害できるちょうはつをねこだまし気にせずに撃てるのがとても偉いです。
 変わったところとしては、カプレヒレワルビアルのぶんまわす圏内に入れつつ混乱実を食わせないために、Cをギリギリまで削ってます。

ルカリオ@メガストーン

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努力値:H252 S252 D4

実数値:177-x-90-135-91-156 → 177-x-108-160-91-180
特性:せいしんりょく → てきおうりょく
技:このゆびとまれ/はどうだん/いのちがけ/ほえる

 選出率38%。
 怯まないほえるで数え切れないほどトリックルームを妨害してきたポケモン
 いのちがけは対メタグロス入りの勝率を上げるためにオンライン予選直前に入れ、WCSレートでは負け越していたメタグロスに対して全勝という素晴らしい効果を挙げてくれました。ライブ大会でもカメックスをワンパンしました。
 いのちがけが便利過ぎて、はどうだんは大会を通じて一度も使いませんでした*1

ゴローニャ@じしゃく

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努力値:A252 S252 H4

実数値:156-189-150-x-85-97
特性:エレキスキン
技:サイドチェンジ/すてみタックル/だいばくはつ/ワイドガード

 選出率34%。
 脳筋ステータスのくせにワイドガードとサイドチェンジを両立できる器用さに惚れて採用しました。カプコケコやメガサーナイトのような範囲技しかワルビアルに打点のないポケモンの前でワイドガードするととても強いです。
 もちろん爆弾としての圧力も頼りになり、このゆびとまれ系統からの展開を狙ってくる相手には積極的に出します。特に、強化アイテムの補正により175-105までのサーナイトすてみタックルでも倒せるため、サナバレル戦で活躍してくれました(大会ではほとんど当たりませんでしたが)。

選出

基本

先発:トゲキッス+(ゲンガーorルカリオ
後発:ワルビアル+ムシャーナ

 相手のおいかぜやトリックルームを妨害しつつトゲキッスを死守してZおいかぜしてください。
 Zおいかぜしたら隣のポケモンを自主退場させ、キッスビアルの並びで制圧しましょう。
 ワルビアルより速いポケモンをおいかぜ中に倒しきれなくても大丈夫です。ムシャーナトリックルームしましょう。どうしようもない相手はさいみんじゅつで眠らせましょう。

 メガボーマンダなど、ゲンガーでもルカリオでもおいかぜを妨害できない場合はワルビアルを出せずトゲキッスムシャーナと並べてトリックルーム下のトゲキッスで戦う必要があるかも知れません。さいみんじゅつと確定急所マジカルシャインで全員倒しましょう。

このゆびとまれ系統・対フリーフォール

先発:ゴローニャ+(ゲンガーorルカリオ
後発:トゲキッス+ワルビアル

 ムシャーナを出す余裕はありません。ゴローニャを活躍させて相手の展開を阻止しましょう。
 ゴローニャは安易に爆発させないようにして、隙を見てトゲキッスに交代できると良いです。

バトルビデオ

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 対コケコグロスブルルガエン。
 「トゲキッス方向にスパーキングギガボルトの来る確率、100%」とマンガに出てくるメガネキャラみたいなこと言って一人で盛り上がってました。ぶんまわすのダメージ量でブルルがスカーフかどうか判別しています。

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 対コケコ入りトリパのフリーフォール警戒選出です。反復横跳びゴローニャが可愛い。

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 ぶんまわすの威力はギリギリなので、巻き込まれて落ちるのが確定しているトゲキッスの最後っ屁のしんそくでちょっと削るのは重要です。

QRレンタルチーム

https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-A26F-43FF(「ぶんまわす」ver)
https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-4C21-AC29(「いわなだれ」ver)

 ぶんまわすの強さは相手がいわなだれを警戒してこそ(浮いてるポケモンの隣のメタグロスが突っ張ってくるとか)という面もあるので、ぶんまわすをいわなだれに変更したバージョンも登録しておきました。

 どうせ誰も見ないだろうと高をくくってライブ大会の一週間くらい前に登録*2してたんですが、二回使われてました・・・

*1:冷静に思い返してみると、ライブ大会でカミツルギ倒すのに使った気もします。メモ持ち帰り禁止だったこともあり記憶がおぼろげ・・・

*2:おだやかトゲピー理想個体が♀で出たので嬉しくてテンション上がってました。